胡蝶蘭は美しい見た目と気品ある佇まいで、贈答品やインテリアとして大変人気のある花です。しかし「選び方を間違えると、すぐに枯れてしまった」「思ったより見栄えが悪かった」といった声も少なくありません。
この記事では、胡蝶蘭を選ぶときに絶対に失敗しないための3つのポイントをわかりやすくご紹介します。初めて胡蝶蘭を選ぶ方はもちろん、リピーターの方にも役立つ情報です。
この記事は黒臼洋蘭園様のYouTubeを参考にさせていただいております。
< クマサキ洋ラン農園様について >
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1. 花の並びと向きをチェックする
まず注目すべきは、花の並びと向きです。
良い胡蝶蘭は、茎の上部から左右対称に花が並び、すべての花が正面を向いているのが特徴です。このような花は、見た目のバランスが美しく、贈答用としても高く評価されます。
一方で、花の個数や向きがバラバラの胡蝶蘭は、見栄えが悪く、価値が下がる傾向があります。自宅用であれば個性として楽しめるかもしれませんが、ギフト用としては避けたほうが無難です。
2. 花びらの状態をしっかり見る
次に注目するのは、花びらの質感と健康状態です。
理想的な胡蝶蘭の花びらは、肉厚でハリがあり、みずみずしくツヤのあるものです。これは、花びらにしっかりと水分が含まれている証拠であり、健康な株であることを示しています。
避けるべきは以下のような特徴を持つ花びらです:
- しおれている
- 縁が茶色く変色している
- 黒い斑点や傷がある
これらは老化や病気のサインであり、購入後すぐに枯れてしまう恐れがあります。花びらはデリケートなので、触れずに目視で丁寧に観察しましょう。
3. 株の状態=葉の健康を見る
最後に重要なのが、株の状態=葉の様子です。
店舗では鉢の中の株全体を確認することはできませんが、葉の色・厚み・枚数から健康状態を判断できます。
良い株の特徴は以下の通りです:
- 葉が青々としている
- 表面にツヤがあり、ハリがある
- 葉の枚数が多い
これに対して、以下のような葉の状態は注意が必要です:
- 葉が少ない
- 黄色くなっている
- しわしわしている
これらのサインは、根腐れや栄養不足の可能性が高く、長持ちしない株であると考えられます。「花より葉を見よ」というのは、胡蝶蘭選びの鉄則です。
まとめ:3つのポイントを押さえて最高の胡蝶蘭を手に入れよう
胡蝶蘭を選ぶときにチェックすべきポイントは以下の3つです。
- 花の並びと向き:左右対称で花が正面を向いているか
- 花びらの状態:肉厚でツヤがあり、傷がないか
- 葉の状態:青々とし、ハリと枚数があるか
これらの条件を満たしている胡蝶蘭は、長く楽しめるだけでなく、贈って喜ばれる品質です。失敗しないためにも、じっくり観察して選んでみてください。
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