就任祝いや昇進祝いは、
法人贈答の中でも 最も比較されやすい贈り物 です。
同じタイミングで複数の企業から花が届くことも多く、
胡蝶蘭は自然と並べて見られます。
そのため、
- 失礼ではないか
- 軽く見られていないか
- 他社と比べて見劣りしていないか
といった点が、
贈り手の評価に直結しやすい 贈答です。
なぜ就任・昇進祝いには胡蝶蘭が選ばれるのか
就任・昇進祝いで胡蝶蘭が定番とされる理由は明確です。
- 格式があり、節目の贈答にふさわしい
- 花もちが良く、長く飾れる
- 花粉や香りが少なく、役員室・応接室向き
- 「発展」「繁栄」を連想させる縁起
一方で、
「無難そうだから」と安易に選ぶと失敗しやすい
という特徴もあります。
就任・昇進祝いでよくある失敗例
実務の現場でよく見かけるのは、次のような失敗です。
- 役職に対して金額が合っていない
- 花のボリュームが他社より弱い
- 色や雰囲気が社風に合っていない
- 立札の役職名を間違える
- 早く花が弱ってしまう
就任・昇進祝いでは、
「贈った瞬間」だけでなく「その後の見え方」まで見られます。
就任・昇進祝いで押さえるべき基本マナー
ここからは、
就任・昇進祝いで胡蝶蘭を贈る際に最低限押さえておきたい
実務的なマナーを整理します。
① 金額相場は「役職」で判断する
目安となる相場は以下の通りです。
- 課長・部長クラス:3万〜5万円
- 役員・取締役:5万〜7万円
- 代表取締役・社長就任:7万〜10万円
相場より安い胡蝶蘭は、
形式的・軽視と受け取られる可能性があります。
② 本数より「全体の格」を意識する
就任・昇進祝いでは、
- 3本立ち(花数多め):標準
- 5本立ち以上:格を出したい場合
が一般的です。
重要なのは、
本数よりも全体のボリューム感と整い方です。
③ 色は「白」が基本
就任・昇進祝いでは、
- 白:最も無難でフォーマル
- ピンク:業界や関係性次第
- 黄色・濃色:基本的には避ける
迷った場合は、
白を選べば失敗する可能性は大きく下がります。
④ 贈るタイミングは「就任当日〜数日以内」
- 理想:就任当日〜翌営業日
- 遅くとも:1週間以内
タイミングが遅れると、
「気づいていなかった」「後回しにされた」
という印象を与えかねません。
⑤ 立札(名札)は「役職名」を正確に書く
就任・昇進祝いでは、
役職名の正確さが特に重要です。
立札の基本例
祝 ご就任
〇〇株式会社
代表取締役 〇〇 様
- 役職名は最新の正式名称
- 会社名は略さない
- 敬称の使い分けに注意
立札ミスは非常に目立ちます。
就任・昇進祝いでは「管理のしやすさ」が重要
役員室や応接室では、
- 温度変化がある
- 日当たりが一定でない
- 管理担当者が限られている
といった環境が少なくありません。
そのため、
- 水やり頻度が少ない
- 室内環境の変化に強い
胡蝶蘭ほど、
長く良い状態を保ちやすく、評価につながります。
まとめ|就任・昇進祝いは「格」と「配慮」で評価が決まる
就任・昇進祝いの胡蝶蘭は、
- 高ければ良い
- 目立てば良い
というものではありません。
役職・社風・管理環境まで配慮されているか。
そこに、贈り手の評価が表れます。
この記事のポイントを押さえておけば、
失礼になる贈答は確実に避けられます。
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