【法人胡蝶蘭の教科書】失礼にならない贈答の「現場基準」を公開
※総務・秘書・事務担当者に実務基準で解説(個人ギフトにも応用可能)
この記事は、法人で胡蝶蘭(コチョウラン)の手配を担当する総務・事務・秘書の方向けに、失礼にならない判断基準を実務視点でまとめています。本記事の基準に沿って選べば、法人贈答で失礼になるリスクを大きく下げられます。はじめて担当する方でも、このページの順番通りに進めれば安全に手配できます。
→ 法人贈答の全体像を先に知りたい方は 法人胡蝶蘭贈答 完全ガイドをご覧ください。
この記事の結論(冬の事故はここだけで大半防げます)
- 配送は「日中着」+寒冷地は“冬季配送の実績”がある購入先にする
- 到着後は玄関・風除室に置かない(5分でも冷える)前提で、室内移動の担当を決める
- 設置は暖房の直風NG/窓際NG/目安15〜25℃を先方に共有する
冬は「届いた瞬間」より“到着後の冷え・直風・水やり”で数日後に弱るケースが多いのが特徴です。
■監修者:ふくふくろう(法人贈答実務/総務15年以上)
- 法人贈答手配:15年以上
- 累計対応:500件以上
- 月3〜5件の手配を継続(BtoB企業で開業・移転・就任祝いを担当)
本記事は、推測や一般論ではなく、現場で運用されている判断基準に基づき作成しています。
冬場に胡蝶蘭を贈ることに、不安を感じたことはありませんか。
- 寒さで花が傷まないか
- 配送中にダメにならないか
- 贈った先で枯れてしまわないか
実際、冬は胡蝶蘭のトラブルが最も起きやすい季節です。
しかし一方で、冬は 就任祝い・周年祝い・年末年始の贈答 が集中する時期でもあります。
この記事では、総務として法人贈答を担当してきた立場から、冬に胡蝶蘭を贈る際に必ず押さえておきたい注意点を実務目線で整理します。
| 冬のリスク要因 | 現場で起きること | 実務上のダメージ |
|---|---|---|
| 配送中の低温 | 花・蕾が傷む(到着後に症状が出る) | 「届いたのに弱った」印象 |
| 玄関・風除室で放置 | 夜間に冷えて一気にダメージ | 贈り手の評価が下がる |
| 暖房の直風 | 乾燥・温度差で花落ち | 「管理が難しい」扱いになる |
| 水やり過多 | 根腐れ→数日後に弱る | 後から悪目立ちする |
| 年末年始の不在 | 管理が止まる・置き場所が不適切 | 休業明けに一気に傷む |
※法人で胡蝶蘭を贈る全体手順は、こちらの総合ガイドで体系的に解説しています。
▶ 法人胡蝶蘭贈答 完全ガイド
総務として実務で使っている胡蝶蘭専門店の紹介記事はこちらです。
↓ 「なぜこのお店なのか」を書いています ↓
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なぜ冬は胡蝶蘭のトラブルが増えるのか

胡蝶蘭はもともと、寒さに弱い植物です。
特に冬場は、このような要因が重なり、ダメージを受けやすくなります。
- 配送中の低温
- 玄関・風除室での放置
- 夜間の冷え込み
- 暖房による急激な温度差
法人贈答では、「届いた瞬間はきれいでも、その後に傷む」というケースが少なくありません。
冬に胡蝶蘭を贈るときの主な注意点

| チェック項目 | なぜ重要か | 最低ライン |
|---|---|---|
| 配送時間帯 | 早朝・夜間の冷え込みが強い | 日中着/午前〜午後早め |
| 地域・距離 | 寒冷地・長距離ほど低温リスク | 冬季配送の実績がある購入先 |
| 防寒梱包 | 目に見えない低温ダメージを防ぐ | 保温梱包あり(明記) |
| 到着後の動線 | 玄関・風除室の滞留が事故になる | 室内へすぐ移動できる体制 |
| 設置環境 | 10℃以下・直風・乾燥で弱る | 15〜25℃+直風回避 |
| 水やり運用 | 冬は蒸発量が少なく根腐れしやすい | 乾いてから控えめ |
| 休業・不在リスク | 年末年始は管理が止まりやすい | 受け取り担当を確保 |
このあと注意点を解説しますが、手配側(購入先)の“冬対応”があるかで難易度が変わります。
購入先の見極め基準はこちら
注意点① 配送中の「低温ダメージ」
冬場の最大のリスクは、配送中の冷え込みです。
- 夜間・早朝の輸送
- 寒冷地への配送
- 長距離輸送
これらが重なると、胡蝶蘭は目に見えないダメージを受けることがあります。
| 重なると危険な条件 | なぜ危険か | 回避策 |
|---|---|---|
| 夜間・早朝の輸送 | 気温が底になり低温ダメージが出やすい | 日中着を指定 |
| 寒冷地への配送 | 到着後も玄関周りが冷えやすい | 室内受け取りを事前共有 |
| 長距離輸送 | 低温環境にさらされる時間が長い | 冬季配送に慣れた購入先 |
| 保温梱包なし | 温度ショックを直接受ける | 防寒対策の明記を確認 |
対策ポイント
- 冬季配送に慣れている購入先を選ぶ
- 防寒対策(保温梱包)を行っているか確認する
注意点② 到着後の置き場所
法人贈答では、届いた胡蝶蘭が一時的に次のように置かれることがあります。
- 玄関
- 風除室
- 無人の受付
しかしこれらの場所は、このような問題があります。
- 夜間に冷え込む
- 外気温の影響を受けやすい
| 置きがちな場所 | 冬に起きる問題 | 代替の置き場所 |
|---|---|---|
| 玄関 | 外気の影響で10℃以下になりやすい | 空調のある室内 |
| 風除室 | 夜間に冷え込みやすく温度差も大きい | 受付奥・事務所内 |
| 無人の受付 | 放置されやすく冷えが進む | 担当者の近く |
| 窓際 | 夜間に冷気で痛みやすい | 窓から離す |
対策ポイント
- 到着後はできるだけ早く室内へ
- 10℃以下になる場所を避ける
注意点③ 暖房との距離
寒い季節ほど、暖房の近くに置いてしまいがちです。
しかし、この環境は、胡蝶蘭にとって大きな負担になります。
- 暖房の風が直接当たる
- 乾燥が進む
- 昼夜の温度差が大きい
対策ポイント
- エアコン・ヒーターの直風を避ける
- 室温は15〜25℃を目安に
注意点④ 水やりの頻度
冬場は、夏と同じ感覚で水を与えると根腐れの原因になります。
- 気温が低い
- 蒸発量が少ない
対策ポイント
- 水やりは控えめ
- 表面がしっかり乾いてから
- 冷たい水は避ける
| 項目 | やってOK | やると事故になりやすい |
|---|---|---|
| 室温 | 15〜25℃を目安 | 10℃以下の環境 |
| 暖房 | 直風を避ける(距離を取る) | エアコン・ヒーターの風を当てる |
| 置き場所 | 人のいる室内・受付奥 | 玄関/風除室/窓際 |
| 水やり | 表面が乾いてから控えめ | 乾いていないのに追加で水 |
| 水温 | 冷たすぎない水(室温になじませる) | 冷たい水をそのまま与える |
贈った後に先方が迷いやすいのは “置き場所・最低温度・水やり” です。社内共有用に、温度別の管理基準をまとめた記事も参考になります。
注意点⑤ 贈答先の「管理体制」を考える
法人贈答では、この状況が起こりやすくなります。
- 年末年始の休業
- 担当者不在
- 管理が後回しになる
そのため冬は特に、管理のしやすさが重要です。
冬の法人贈答で失敗しないための考え方

- 「きれいかどうか」
- 「価格が適切か」
冬に胡蝶蘭を贈る場合は、これだけでなく、「冬のリスクを前提にした体制があるか」という視点が欠かせません。
| 冬に強い購入先の条件 | なぜ重要か | チェックの目安 |
|---|---|---|
| 冬季配送の実績 | 寒さ前提の運用がある | 冬季対応の案内がある |
| 防寒(保温)梱包 | 低温ダメージの確率を下げる | 保温梱包が明記 |
| 配送時間の指定 | 夜間・早朝を避けられる | 日中着指定が可能 |
| 管理方法の説明 | 置き場所・水やりで事故が減る | 管理メモ同梱・案内が丁寧 |
| 不具合時の対応 | 冬は後から傷みが出る | 連絡期限・対応方針が明確 |
購入先の“冬対応チェック”は こちらの記事で一覧化しています。
- 冬季配送に慣れている
- 防寒梱包を行っている
- 管理方法の説明が丁寧
具体的には、こうした条件が整っている購入先を選ぶことで、トラブルの可能性は大きく下がります。
まとめ|冬の胡蝶蘭贈答は「寒さ対策」がすべて

冬に胡蝶蘭を贈る際は、すべてに 寒さ対策の視点 が必要です。
- 配送
- 置き場所
- 暖房
- 水やり
これらを理解した上で手配すれば、冬でも胡蝶蘭は法人贈答として十分に成立する贈り物です。
次に読むべき記事

- 【法人贈答でやってはいけない胡蝶蘭のNG例】
- 【夏に胡蝶蘭を贈るときの注意点】
- 【医療機関向け 胡蝶蘭贈答の注意点】
胡蝶蘭は、贈ったあとの管理で花持ちが大きく変わります。
相手先へ案内できる育て方ガイドはこちらです。
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