夏場に胡蝶蘭を贈るのは、
法人贈答の中でも 最もトラブルが起きやすい時期 です。
- 届いたときには弱っていた
- 数日で花が落ちた
- 「暑い時期に胡蝶蘭?」と困られた
こうしたケースは、
贈り手の気持ちとは関係なく評価を下げてしまう ため、
総務や秘書の立場では特に注意が必要です。
この記事では、
夏に胡蝶蘭を贈る際に 最低限押さえておくべき注意点 を
実務目線で整理します。
なぜ夏は胡蝶蘭トラブルが多いのか
胡蝶蘭は高温多湿が苦手な植物です。
夏場は以下の条件が重なります。
- 輸送中の高温
- 配送車内の蒸れ
- 到着後すぐに空調が安定しない
- 水やり過多になりやすい
その結果、
- 花がしおれる
- 蕾が落ちる
- 根が弱る
といったトラブルが起こりやすくなります。
夏でも胡蝶蘭を贈ってよいケース
結論から言うと、
条件が整っていれば夏でも胡蝶蘭は贈れます。
例えば、
- 空調管理が行き届いたオフィス
- 医療機関・ホテル・大型施設
- 管理担当者が明確な法人
このような場合は、
「夏だからNG」ではありません。
重要なのは、
夏に対応できる体制で手配することです。
夏に胡蝶蘭を贈るときの注意点【実務編】
ここからは、
実務で特に注意すべきポイントを整理します。
① 配送日時は「午前中指定」が基本
夏場は、
- 午後配送
- 再配達
- 宅配ボックス滞留
が致命的になります。
必ず「午前中指定」
可能であれば 到着日を事前に共有 しておくのが安全です。
② 直送・生産者発送を選ぶ
中間倉庫を挟む配送は、
- 滞留時間が長くなる
- 温度管理が不明確
というリスクがあります。
生産者直送・一社完結型 の購入先を選ぶことで、
輸送リスクを大きく下げられます。
③ クール便対応の可否を確認する
夏場は、
- クール便
- 温度対策梱包
に対応しているかが重要です。
特に、
- 遠方配送
- 西日本・九州方面
では、
温度対策の有無が花もちに直結 します。
④ 到着後すぐに置く場所を想定する
胡蝶蘭は、
- 直射日光
- エアコンの直風
どちらも苦手です。
事前に先方へ、
- 空調が安定した室内
- 直射日光が当たらない場所
を伝えられると、
トラブル回避につながります。
⑤ 水やりは「控えめ」が基本
夏は「乾きやすい=水が必要」と思われがちですが、
胡蝶蘭の場合は逆です。
- 水のやりすぎ
- 鉢内の蒸れ
が根腐れの原因になります。
「乾いたら控えめに」
という説明が添えられると安心です。
夏に胡蝶蘭を贈るなら「保証」の有無が重要
夏場は、
どれだけ注意してもトラブルがゼロにはなりません。
そのため、
- 輸送時の品質保証
- 到着時の不具合対応
が明記されている購入先を選ぶことが、
精神的な保険になります。
夏に贈るなら「代替案」を考えるのも一案
どうしても条件が合わない場合は、
- 観葉植物
- 胡蝶蘭以外の洋ラン
を検討するのも一つの判断です。
ただし、
法人贈答の格式を保ちたい場合は、
条件を整えた上で胡蝶蘭を選ぶ方が無難
なケースが多いと感じています。
まとめ|夏の胡蝶蘭は「段取り」で評価が決まる
夏に胡蝶蘭を贈る場合、
- 時期そのものが問題なのではなく
- 準備と配慮が足りないことが問題になります。
配送・温度・管理・保証。
これらを意識するだけで、
夏の贈答トラブルは大きく減らせます。
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