コチョウランが枯れてしまう原因の多くは、
病気や害虫ではありません。
「良かれと思ってやったこと」
これが、最大の失敗原因です。
この記事では、
- 初心者が特につまずきやすいポイント
- 季節ごとにやりがちな失敗
- なぜ失敗につながるのか
を、実例ベースで整理します。
< 参考文献 >
『 NHK趣味の園芸 コチョウラン 』
(著者名:富山昌克、出版社:NHK出版)
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失敗の多くは「共通パターン」
最初に押さえておきたいのは、
失敗の多くが次のパターンに集約されることです。
- 水を与えすぎる
- 触りすぎる
- 環境を変えすぎる
つまり、
「何かしてあげたい気持ち」が強すぎる
ことが原因になります。
【春】によくある失敗
① 水やりを急に増やしてしまう
春になると、
暖かくなった
動き出した気がする
と感じて、
急に水やりの回数を増やしてしまいがちです。
しかし、
根の回復はゆっくりです。
冬の延長として、少しずつ戻す
これが正解です。
② 肥料を早く与えすぎる
春=成長期
というイメージから、
すぐに肥料を与えてしまうケースも多く見られます。
新しい根や葉が動いていない状態での肥料は、
根を傷める原因 になります。
【夏】によくある失敗(最多)
③ 夜に水やりしてしまう
夏の失敗で最も多いのが、
夜の水やり です。
- 湿ったまま
- 高温が続く
この状態は、
蒸れ・根腐れの原因になります。
水やりは、
必ず朝 に行います。
④ 直射日光に当ててしまう
「植物だから日光が必要」と思い、
直射日光に当ててしまうケースも多いです。
コチョウランは、
強い日差しが苦手 です。
葉焼けは、
一度起きると回復しません。
⑤ 夏でも肥料を続けてしまう
夏は見た目の変化が少ないため、
「元気にしよう」と肥料を続けてしまうことがあります。
高温期の肥料は、
株への負担が非常に大きい です。
【秋】によくある失敗
⑥ 夏の感覚を引きずる
秋になっても、
- 水やりの頻度
- 肥料
を変えないまま管理してしまう失敗です。
秋は、
減らす方向へ切り替える時期 です。
⑦ 花芽を意識しすぎる
花芽を出したい気持ちから、
- 温度を無理に下げる
- 管理を変える
こうした行動は、
株を弱らせる原因になります。
【冬】によくある失敗
⑧ 水を与えすぎる
冬の失敗で最も多いのが、
水やり過多 です。
冬は、
- 吸わない
- 乾かない
という条件が重なります。
乾いてからさらに待つ
これが基本です。
⑨ 窓際に置いて冷やしてしまう
日中は暖かく見える窓際も、
夜間は急激に冷えます。
低温+水分は、
致命的なダメージ になります。
【通年】によくある失敗
⑩ 環境を頻繁に変える
置き場所を何度も変えると、
コチョウランは強いストレスを受けます。
一度決めたら、
できるだけ動かさない
ことが大切です。
⑪ すぐに対処しようとする
葉の変色などを見て、
- すぐ薬を使う
- すぐ植え替える
という行動も、
悪化の原因になることがあります。
まずは、
- 水やり
- 温度
- 季節
を見直してください。
失敗を防ぐ一番のコツ
この記事の内容を、
一言でまとめます。
「やらない勇気を持つ」
コチョウランは、
構いすぎない方が
安定して育つ植物です。
失敗したかも?と思ったら
- いきなり何かをしない
- まず原因を切り分ける
▶ 困ったときは
【コチョウランの病害虫・トラブル完全ガイド】
で症状別に確認してください。
▶ 全体の流れが分からなくなったら
【コチョウラン年間管理 完全ガイド】に戻るのが近道です。
初心者失敗まとめ記事|まとめ
- 失敗は「やりすぎ」から起きる
- 季節ごとのNG行動を知る
- 迷ったら何もしない
- 判断に困ったら戻れる記事を持つ
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