コチョウランの花が終わったあと、
多くの人がここで迷います。
- 花茎は切るべき?
- そのままにしておく?
- 二番花は咲くの?
- 弱らせない方法は?
結論から言うと、
「必ずこうする」という正解はありません。
大切なのは、
株の状態と目的に合わせて選ぶことです。
この記事では、
- 花後に起きている株の状態
- 花茎を「切る/切らない」の判断基準
- 二番花を狙うべきケース・やめた方がいいケース
を、初心者にも分かるように整理します。
< 参考文献 >
『 NHK趣味の園芸 コチョウラン 』
(著者名:富山昌克、出版社:NHK出版)
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花後のコチョウランはどういう状態?
まず理解しておきたいのは、
花が咲いていた間、株はかなり体力を使っている
という事実です。
特にギフト用として流通している株は、
- 花数を多くする
- 見栄えを良くする
ために、
開花に全力を使い切っている状態
であることがほとんどです。
見た目が元気でも、
中身は「お疲れ状態」と考えてください。
花後管理で一番大切な考え方
花後管理で最も重要なのは、
次の一言に集約されます。
「これ以上、無理をさせない」
花後すぐに、
- 肥料を与える
- 水を増やす
- 二番花を必ず咲かせようとする
これらは、
株を弱らせる原因になりやすい行動です。
花後は
回復を最優先 に考えます。
花茎は切る?切らない?判断の基準
花後管理で一番迷うのが、
花茎をどうするか です。
ここは、
株の状態と目的 で判断します。
花茎を切る方がよいケース
次のような場合は、
花茎を切る判断が安全です。
- 葉が少ない・小さい
- 根の状態が弱そう
- ギフトでもらった株
- 初心者で管理に自信がない
花茎を残すと、
株は引き続きエネルギーを使います。
「来年も元気に育てたい」
のであれば、
花茎を整理して回復に専念させる 方が失敗しにくいです。
切る位置は、
花茎の根元から数センチ上で問題ありません。
花茎を残してもよいケース
次の条件がそろっている場合は、
花茎を残す選択も可能です。
- 葉がしっかりしている
- 根が健康
- 管理環境が安定している
- 二番花を楽しみたい明確な目的がある
この場合でも、
必ず咲くとは限らない ことは理解しておきましょう。
二番花は咲かせるべき?
ここははっきり言います。
二番花は「おまけ」だと思ってください。
二番花を咲かせること自体が、
成功でも失敗でもありません。
二番花を狙ってよいケース
- 株が非常に元気
- 葉が厚く、色が良い
- 根の状態が良好
- 管理環境が安定している
この場合、
花茎の途中から
新しい花芽が伸びることがあります。
二番花を狙わない方がよいケース
- ギフト株
- 花後に元気がない
- 冬が近い
- 初心者
これらの場合、
二番花を狙うことで株が弱るリスクの方が高い
です。
「咲かなかった=失敗」
ではありません。
花後の水やりと肥料はどうする?
水やり
花後すぐに
水やりの回数を増やす必要はありません。
- 植え込み材が乾いてから
- これまで通り、控えめ
が基本です。
詳しい判断は、
水やり・肥料の完全解説
を参照してください。
肥料
花後すぐの肥料は、
原則不要 です。
肥料を再開するのは、
- 新しい根や葉が動き出してから
- 成長期に入ってから
で十分です。
花後にやってはいけないこと
花後によくある失敗は、
次のような行動です。
- すぐに肥料を与える
- 二番花を必ず咲かせようとする
- 管理を大きく変える
- 植え替えを急ぐ
花後は
「何かする」より「しない判断」
が大切な時期です。
花後管理のまとめ
- 花後の株は疲れている
- 無理をさせないのが最優先
- 花茎は株の状態で判断
- 二番花は「おまけ」
- 来年につなぐ管理が成功
迷ったら、
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季節ごとの流れを確認してください。
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